やりたくない仕事を振られた時の、上手い断り方を教えてください。

やりたくない仕事を断りたい場合は、相手に断らせましょう。

 

自分が「これならやっても良い」と思える条件を提示して、その条件を飲めない相手に断らせるのです。

って言っても、そんな事言える訳ないですよね。分かってます。なので上手いやり方を紹介します。

仕事は自分から断ってしまうと、二度ともらえなくなる可能性があります。

その人でなければいけない仕事って、あんまりないんですよね。『その仕事に適切な人』ってのはあると思いますけど、どうしてもその人じゃなきゃいけないって事はそうそうないと思うんです。

断ってしまうと、その仕事は別の人が処理します。すると、今後別の何か良い案件が来た時も、その人にお願いしようってなる可能性が高くなると思うのです。一度断られた事がある人には、次頼む時に多少なりと抵抗が生まれますからね。

そうならないためにも『なるべく断らない』と言う習慣を身に付けたほうがいいと思うのです。

なんでもそのまま引き受けるのではないですよ。冒頭で言ったように、条件を提示するのです。つまり「これならやっても良い」って条件ですね。

例えばある仕事を振られた場合、1週間でやるのは嫌だけど、3週間であれば、自分にとっては良い仕事ってことは結構ありますよね。

そういう時はこう言うんです。

「承知いたしました!誠心誠意取り組ませていただきます!〇〇日まで(3週間後)でよろしいですか?」

一旦OKを出して、相手が期限を言う前に先に期限を指定するんです。

そうすれば相手が撤回するか、もしくは「いや実は1週間でやってもらいたくて…」ってなりますよね。この時点でもうすでに形勢逆転しているのです。

相手は「そこをなんとか」状態になっているので、受ける場合はこちらが譲歩してあげた感を出せるし、断る場合でも一旦OKを出しているので、キャンセルは相手都合みたいな雰囲気になります。

先手必勝です。

はい。

で、「もし最初から『1週間で』って条件付きならどうするん?」ってことですよね。

もし先に1週間でってスケジュールを指定されてしまったら、1週間でも自分が受けて良いと思える他の条件を提示するのです。

それは報酬でも良いでしょうし、休暇とかでも良いでしょうし、「この条件であればOK」ってのがどこかにあるはずです。断りたい要素を帳消しにできる何かが。

ギャラが倍だったら1週間でもOKとかありますよね。

やりたくない仕事っていうのは、結局、仕事内容なのか、納期なのか、ギャラなのか、何かしら自分の求めるものと見合っていない要素があるから、やりたくないんですよね。

それを提示するんです。

先程の例のように、期間が1週間だったらやりたくないけど、3週間だったらやりたいってパターンは結構よくあると思うんですよね。

そうすると、仕事を振ってきた人間からすると、相手はやると言ってるんです。やらないとは一言も言ってないんですね。ただし条件がある。なのでその3週間と言う条件を自分が飲めるか飲めないか、選択するのが提案側の自分に変わるんですね。

結果的には、1週間では受けられないと言う形で断ってはいるんですけど、こちらから一言も拒否はしていないですよね。だから相手もまた別の仕事をオファーする時、抵抗がないはずです。断られたわけではないので。

とにかくポイントは、何か仕事や相談を持ちかけられたら、とりあえず承諾しておくってのがいいと思います。

悩まずに即答するんです。「大丈夫です!」「承知しました!」「もちろんです!」「喜んで!」のように。

そのあとで、自分の条件を提示するんですね。そして、その条件を飲めない相手に断らせると言うことです。

そうすると嫌な感じはないじゃないですか。やる気満々な感じ出るでしょう。

例えば「24日って空いてる?」なんて言う曖昧な質問されて、それは断りたいと思ったとしますね。

その時も一旦即答するんですよ。「はい空いてます!!!」て。

そして続けてこう言うんです。

「朝の10時からお昼の12時まででしたら、どこでも大丈夫です!!!」って。

ほぼ無理って事じゃないですか。そんなの。

つまりNGなんですよ。でもこっちは断ってないんです。むしろ、よろしくお願いしますって姿勢を全面に出しているわけですよね。

即答でOKを出して、絶対に無理そうな条件を提示する。

その際はノリノリで行くのがコツです。

こうなると提案側が撤回するしかないですよね。

こうすれば、お互い変な気分になったりする事なく、そのスケジュールをキャンセルすることができると思うんですよ。

これちなみに、仕事以外でも、何でもいけます。友人との予定でもパートナーとの約束でも。

基本的にどんな場合でも可能な限り「断る」と言う対応は避けたいと僕は思っています。

この方法は、条件が飲めない相手に断らせるので、あらゆる提案を相手の都合でキャンセルすることができるんですね。角が立つ事もないです。

条件付きのイエスマンになる感じです。

もちろんですが、断るために「自分にとって都合の良いスケジュール」を言った上で、相手がすり合わせてきたら、それは当然やるんです。

ただ、その時点では、もはや自分にとっては都合の良い内容になっているので、そこまで負担にはならないはずですよね。

いずれにせよ結果オーライだと思うんです。

ぜひお試しください。


参考文献・関連書籍

①人を動かす

デール・カーネギーの不朽の名作『人を動かす』。もう何十回も通読している僕の『墓場まで持っていく本リスト』のうちの1冊です。

ほぼ全ページがドッグイア(角を折るやつ)状態。

誰にでも付き纏う人間関係の問題を、いかにしてマイルドに解決させるか。あなたが抱える悩みにも、必ず解決のいとぐちが掴めます。

断言します。必読書です。