誰かに自分のアイディアや企画に対する意見や評価を聞く時は、どのように聞くの良いのでしょうか。

人に意見を聞くときは、数を限定してみてください。

例えば自分のアイディアの意見を聞きたい時、「このアイディアどう思う?」って聞くのではなくて、「このアイディアの良いところを3つ教えて」って聞くんです。

人間の脳は制限を設けることによって、最大のパフォーマンスを発揮します。

芸術やビジネスにおいては「何をやっても良い」と言われるよりも、「これは使ってはいけない」「これを取り入れなくてはいけない」といった限定性を持たせた方が、クリエイティブな仕事ができるのです。

料理をする時もそうですよね。「何を作っても良い」と言われるよりも「玉ねぎと牛肉とピーマンで何かを作って」と言われた方が楽なはずです。

何もない砂漠を歩くより「道路」と言う限定されたルートがある方が進みやすいですからね。

漠然と「どう?」って聞かれるよりも、「良いところを3つ」と言う制限を設けられた方が、その目標によりフォーカスされた感じがして、相手は考えやすくなるのです。

ではなぜ数を限定すると考えたくなるのか。

それは、人間の脳は空白を埋めたがると言う習性があるからです。

プロ野球選手の大谷選手の「大谷チャート」に代表される「マンダラアート」と言う仕事術のフレームワークがあります。

9つのマスを書いて、真ん中にメインのトピック、その周りをアイディアで埋めていくと言うもので、空白が8つ、つまりアイディアを8つ出さなければいけません。

何かひとつのトピックに対して、8つアイディアを出せと言われるとなかなか難しいのですが、8つのマスを埋めろとなると、脳の習性に基づいた力が働くので、アイディアが浮かびやすくなるのです。

つまり、相手に何かの評価やアイディアを求める時に、数を限定して提示することによって、相手の脳は最大限のパフォーマンスを発揮するので、より建設的で意味のある返答が期待できるわけです。

 

もちろん意見や評価を聞く場合以外でも有効です。

「学生時代の楽しかった思い出を3つ教えて」とか。

「学生時代に楽しかった事を教えて」と言われるより思いつきやすいはずですよ。

意見や評価をもらうときは、常に相手が答えやすいような質問をしてあげることも大切ですからね。

ぜひお試しください。