人を注意する事が苦手です。角が立たないように注意する方法はありませんか?
人を注意する時は、「過去に自分が同じことをやって、失敗したことがある」と伝えましょう。
自身の経験を踏まえた上で「やめた方が良い」と促してあげるのです。注意をするのではなく、アドバイスをしてあげる感じですね。
注意は人によっては、批判のように捉えられてしまうことがあります。批判と言うのは、やはり誰にとっても気持ちの良いものではありません。批判をされることによって、自尊心を傷つけられ、反抗心を強めてしまう恐れがあるのです。
人の心を動かしたい時に、大切なのは共感です。つまり、相手に理解を示すわけです。これは僕がいつも言っている事なのですが、批判的な態度の人間の言葉と言うのは聞きたくないものです。しかし、自分の言動に理解を示してくれる人の言葉であれば、聞く耳を持とうかなと思うわけです。まずは理解を示す。これは以前パワハラの対処法としても紹介した内容でもあり、広く、対人関係の問題を解決するときに使える方法です。理解を示した上で、「自分も過去に同じことをやった。それで大変な失敗をした。だから、あなたにはやらないことをお勧めする」と言うことです。そして、そのストーリーは嘘で構いません。誰も傷つけないので。
「あなたと同じ事を過去に自分がやった」と言うのは、これ以上ない理解と共感でしょう。
例えば、遅刻が多い部下に対して、遅刻を直させたいのであれば、「遅刻してはいけない」と注意するのではなく、遅刻をすることにまずは理解を示す。共感してあげるのです。
「朝起きるのが辛いよな」とか「だるいよなぁ」とか。その上で、自分も同じだったと言うストーリーを伝えるのです。「俺も前まで遅刻しまくっててさぁ…」と切り出す。そして、それによって大きな失敗をしてしまったことを話してください。実体験からの失敗例です。例えば、昇進のチャンスを失ったとかですね。だから遅刻はしないことをお勧めする、と言うふうに促すわけです。
実体験ではなくて、同じパターンの別の人の例でも良いかも知れません。
悪口が多い友達の悪口を直させたいのであれば、なので「悪口な、やめたほうがええで」「前の職場でさ、ずっと上司の悪口言ってた人が、恨みを買って家まで着いてこられたのを知ってる」みたいな感じで、同じパターンで起きた失敗例を伝えるのです。注意ではなくアドバイスです。友達から注意をされると、精神的にキツいですからね。すると、自分が危険だからやめておこうとなるわけです。
理解を示し、実体験や同じパターンでの失敗例を伝え、やめることをお勧めする。この戦法は、どんな場合にでも有効です。
ぜひお試しください。